Bさんは一般住宅や店舗/オフィスなど、さまざまな建築物の設計を行なっています。小規模な建築では構造・設備設計事務所に依頼せず、設備設計についてもご自身で対応しています。
しかし、換気設備設計を自身で行い、無事に設計・施工が完了したと思われた案件で、建築主から問題を指摘されることがありました。給気量と排気量のバランスが取れておらず、実際は室内の換気がうまくできていなかったことが、オープン後に発覚しました。
また、空調機の配置にも問題があり、よく冷える場所とまったく冷えない場所ができていました。これでは来店いただくお客様にとって、快適に過ごせる環境とは言えない状態です。その後、機器の費用や手直しにかかる工事代を負担して、是正工事をすることで解決できたものの、当然、建築主からの印象が悪くなってしまい痛い出費となりました。
以降、空調・換気設備の設計には、慎重に機器選定や配置設計することを意識していますが、以前よりも設備設計に時間を取られてしまっています。
「万が一にも以前のような問題が発生してしまったら…」と考えると、建築主に迷惑をかけてしまううえに、最悪の場合、経営困難に陥る可能性もあります。過去の経験から、Bさんは設備設計への不安を抱えるなか、小規模であっても設備設計事務諸に外注しようと考えていました。
心配な空調・換気設備設計だけをうけてくれる外注先をWebで検索をすることに。そこで見つけたのが、パナソニックによる空調・換気の設備設計に関する記事です。
その記事では、「パナソニックには無償でさまざまな空調換気機器を選定するだけではなく、図面から適切な配置を考えたり、シミュレーションを行ったりするサービスがある」と書かれていました。
早速問い合わせをしたところ、パナソニックの担当者から連絡をもらい、現状の悩みや課題について相談することができました。
パナソニックでは、動物病院やクリニックといった様々な課題がある空気環境を快適にするための空調換気設備設計の提案も可能で、業務の負担となっていた換気計算や空調負荷計算から機器選定、定価見積りも行なってくれるとのことでした。さらに、ニオイや除菌など室内環境の課題対策につながるジアイーノや、カビ対策に強いナノイー付きの空気清浄機器などプラスαの提案が可能で、建築主の満足度をさらに高めるための解決策も提案していただきました。
今では、空調・換気設備設計を行う際はパナソニックに依頼し、本業である意匠部分の設計に集中できているそうです。
