換気・空調機器を最適配置
導入の決め手は、実空間を模擬したシミュレーション
業種:クリニック
建物規模:300㎡
導入の決め手
・もともと家庭用ジアイーノを使用していて、効果は実感していた
・換気や空調の条件を含んだシミュレーションで次亜塩素酸の拡散状態を事前に把握できた
導入後の成果
・次亜塩素酸が効いている証拠である塩素系のニオイを感じることで、キレイな空気を実感できた
・日々のメンテナンスの手間が減った
うみまちこどもクリニック
大谷 岳人 院長
東京都立小児総合医療センターで小児科研修を行い、小児科研修を終えた後、町田市民病院に赴任。町田市民病院では、病棟長に就任し、入院診療や外来診療、小児救急医療、重症心身障害児医療の体制構築などに貢献。
施設概要
うみまちこどもクリニックは、2020年に町田市で開院。海をイメージした遊び心あふれるクリニックで、お子さまと保護者さまが安心して来院いただけるような空間を提供しています。
天井埋込形ジアイーノの導入はシミュレーションで決めました
発熱外来スペースの新設に伴い、換気・空調の検討が必要でした
開業時から“クリニック全体の空気をいかに清潔に保つことができるか”を気にかけていました。今回、増床工事の際に発熱外来スペースを設けたため、そのエリアの換気回数を増やすことにしました。パナソニックからは、換気回数を増やすことによって空調負荷も上がるため、空調機器の新設の必要性をご説明いただきました。さらに、換気や空調の条件を加味した次亜塩素酸濃度のシミュレーションを実施した上で、換気・空調含めたトータルでのご提案をいただきました。
導入前の次亜塩素酸拡散シミュレーションで安心
もともと家庭用のジアイーノを使用し、次亜塩素酸の効果は実感していた一方で、クリニック全体の空気をキレイにできるのかは不安もありました。しかし、事前のシミュレーションによって、次亜塩素酸がフロアのすみずみまで拡散することを視覚的に確認できたので、安心感と納得感をもって天井埋込形ジアイーノの導入を決定できました。
天井埋込形ジアイーノ 次亜塩素酸拡散シミュレーション
空間内に揮発した次亜塩素酸がどのように広がっていくか、シミュレーションで確認できます。
1分後:吹出グリル付近が青くなっています。
3分後:吹出グリルがついていないバックヤードを除くと、ほぼまんべんなく次亜塩素酸が広がっています。
10分後:全体に色濃く、まんべんなく次亜塩素酸が行き届いています。
●結果はシミュレーション上の設定によるものであり、実際のお部屋での濃度とは異なります。
●拡散シミュレーションはあくまで次亜塩素酸濃度のイメージを提供するものであり、次亜塩素酸の効果を保証するものではありません。
解析条件
・床面積:300㎡
・天井埋込形ジアイーノ※1:3台設置 電解強運転 吹出グリル13か所
・ビル用マルチエアコン室内機:14台(冷房)
・換気:第3種換気
・壁吸着※2:床がカーペットの空間を想定した、次亜塩素酸吸着消失リスクが最大の条件
※1:除菌効果が最大限得られる電解強運転を想定 天井埋込形ジアイーノの風量は1台当たり 350m³/h
※2:床以外の壁面は、フローリング相当の次亜塩素酸吸着消失が弱い環境を想定
目に見えない次亜塩素酸がたしかにそこにあることを実感
手間なく空気をキレイにできる
次亜塩素酸が反応すると、塩素系のニオイがすると聞いていました。導入後、ほんのりとですが塩素系のニオイを感じることができたので、次亜塩素酸が拡散していることを実感しています。床置形は毎日の給水や排水作業が必要でしたが、天井埋込形は不要になりました。日々のメンテナンスが減ったこともかなり大きなメリットです。
医療施設ではジアイーノは有効だと思います
クリニックや病院においては、空気がキレイになっているか、ということは患者のみなさまもすごく気にされることだと思います。そういった医療施設においては、空間の除菌や脱臭ができるジアイーノはすごく有効かなと思います。
設置写真
空気の流れをつくるために設置された排気口
(発熱中待合室)
天井埋込形ジアイーノの吸込口・吹出口とビルトイン空調機の吸込口
(診察室と発熱中待合の廊下)
インタビュー動画はこちら
天井埋込形ジアイーノ 設置図面
天井埋込形ジアイーノ
次亜塩素酸対応 不燃チューブ
次亜塩素酸対応 給気グリル+ルーバー
換気ボックス+ルーバー
フレキチューブ
納入機器
天井埋込形ジアイーノ
キャビネットファン
ビル用マルチエアコン(室内機)
ビル用マルチエアコン(室外機)