8月 20, 2024
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空気清浄機が空気をきれいにする仕組みをタイプ別に解説

「花粉やハウスダストの影響を減らしたい」「生活臭やペット・タバコなどのニオイを解消したい」、このような悩みを抱える方に最適なアイテムが、部屋の空気をきれいにする空気清浄機です。

しかし、空気清浄機にはさまざまな種類があり、機種やメーカーによって仕組みや特徴が異なるため、どれを選べば良いか悩む人も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、空気清浄機の仕組みをタイプ別にわかりやすく解説します。パナソニックの空気清浄機の特徴も紹介していますので、チェックしてみてください。

 

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 ■この記事でわかること

  • 種類別の空気清浄機の仕組み
  • パナソニックの空気清浄機の特徴

 

【タイプ別】空気清浄機の仕組み

空気清浄機が室内の空気を浄化する原理は、どのようにして成り立っているのでしょうか。
空気清浄機は主に、次の2種類に分けられます。


  • ファン式空気清浄機
  • 電気集じん式空気清浄機

以下で詳しく解説するので、それぞれの仕組みを把握しましょう。

 

ファン式空気清浄機

空気清浄機 仕組み_02
※一般的なファン式空気清浄機の構造図


ファン式空気清浄機は、ファン(羽根)を回転させて室内のホコリ・花粉・ニオイを吸引し、フィルターでろ過したきれいな空気を放出するタイプです。

一般家庭に広く普及している空気清浄機はファン式のタイプです。

ファン式空気清浄機は、複数のフィルターとファンで構成されています。それぞれのフィルターの機能と役割は、下表のとおりです。

※表内容参考:《フィルターの種類》

フィルターの種類

機能・役割

プレフィルター

・本体表面に設けられた、網戸のようなネット状のフィルター

・大きなホコリなどを吸着し、集じんフィルターの負担を軽減する

集じんフィルター

・微粒子を除去するフィルター

・HEPAフィルターが採用されていることが多い

脱臭フィルター

・ニオイ成分を吸着するフィルター

・活性炭が使われていることが多い


パナソニックの空気清浄機には、集じんフィルターとして高性能なHEPAフィルターが採用されています。0.3㎛の粒子を99.97%以上捕集する、高性能の微粒子エアフィルターであり、一般的なフィルターでは捕集しにくいPM2.5(※)・タバコの煙なども確実にキャッチ可能です。

※PM2.5への対応(0.1~2.5μmの粒子を99%キャッチ)
換気等による屋外からの新たな粒子の侵入は考慮しておりません。
 
●【試験方法】一般社団法人日本電機工業会 自主基準(HD-128)【判定基準】0.1~2.5μmの微小粒子状物質を32㎥(約8畳)の密閉空間で99%除去する時間が90分以内であること。(32㎥(約8畳)の試験空間に換算した値です)PM2.5とは2.5μm以下の微小粒子状物質の総称です。この ジアイーノ では0.1μm未満の微小粒子状物質については、除去の確認ができていません。また、空気中の有害物質のすべてを除去できるものではありません。32㎥(約8畳)の密閉空間での効果であり、実使用空間での結果ではありません

電気集じん式空気清浄機

電気集じん式空気清浄機は、静電気の原理を活用して空気中の微粒子を収集し、フィルターでろ過することにより粒子を集じんします。

集じん方法は異なりますが、ファン式と同様、フィルターを通して汚れを取り除く仕組みになっています。

パナソニックの空気清浄機の仕組み

空気清浄機は、メーカーや機種ごとに異なる構造であるため、用途や性能に応じて最適なモデルを選択しましょう。

パナソニックの空気清浄機に搭載されている「ナノイーX」は、水蒸気より小さいサイズで空気中に長時間とどまるため、繊維の深部まで浸透します。これにより、空気中に浮遊する花粉、アレル物質、ニオイの抑制に効果的です。

また、空気清浄機以外にも、次亜塩素酸を使って空気を除菌(★1)・脱臭(★2)する次亜塩素酸空間除菌脱臭機「ジアイーノ」を床置き形・天井埋込形でラインナップしています。

以下では、パナソニックで取り扱う空気清浄機とジアイーノの仕組みを詳しく紹介します。

・家庭用ジアイーノ
★1:浮遊菌の場合、約6畳の密閉空間における、約15分後の効果※1。付着菌の場合、約21畳の居室空間における、約12時間後の効果※2。数値は実際の使用空間での試験結果ではありません。

★2:●喫煙環境では次亜塩素酸の濃度が不足し、除菌・脱臭効果が低下します 。●脱臭効果は、周囲環境(温度・湿度)、運転時間、臭気によって異なります。

・業務用床置き形ジアイーノ
★1:浮遊菌の場合:約6畳(25m³)の密閉空間における、10分後の効果※1。付着菌の場合:約18畳(74m³)の試験空間における、45分後の効果※2。
数値は実際の使用空間での試験結果ではありません。

★2:喫煙環境で使用可能な機種F-JDU75、F-JDU55(ただし、喫煙環境では十分な除菌効果が得られません。)。脱臭効果は、周囲環境(温度・湿度)、運転時間、臭気によって異なります。

・天井埋込形ジアイーノ
★1:浮遊菌の場合:約6畳の密閉空間における、約8分後の効果※1。付着菌の場合:約125m2(約78畳)の居室空間における、約12時間後の効果※2。
数値は実際の使用空間での試験結果ではありません。

★2:喫煙環境に給気・排気グリルを取り付けないでください。脱臭効果は、周囲環境(温度・湿度)、運転時間、臭気によって異なります


手軽に導入したい場合

 

ナノイー・ナノイーXが搭載された空気清浄機

 

(引用元:https://channel.panasonic.com/jp/contents/39531

ナノイー搭載の空気清浄機は、花粉やハウスダストなどの有害物質の抑制効果が期待できます。

「ナノイー」は、ナノサイズの微粒子イオンであり、パナソニックが開発した技術です。以下の流れで生成され、空気中にとどまります。


  1. 空気中の水分を結露させて、水を集める
  2. 集めた水に高電圧をかけ、ナノイーが生成される
  3. 空気清浄機本体からナノイーが放出され、部屋の中に長くとどまることで広範囲に行きわたり、生活空間を清潔にする


ナノイーの搭載モデルには、以下の4種類があります。ナノイーとナノイーXの主な違いは、OHラジカルの量です。ナノイーは4,800億個のOHラジカルを含み、ナノイーXの基本タイプは、その10倍にあたる4.8兆個を含んでいます。


  • ナノイー
  • ナノイーX(4.8兆)
  • ナノイーX(9.6兆)
  • ナノイーX(48兆)


ナノイーXの9.6兆や48兆は、有害物質の抑制効果を表す「OHラジカル」の数値で、数値が大きいほど高い効果を発揮します。

水分が豊富なナノイーは、一般的なイオンよりも空気中の酸素・窒素と結合しにくいのが特徴です。空気中に長時間留まるため、部屋全体にナノイーが届き、確実に有害物質を抑制できます。

詳細は、下記のページをご覧ください。

 

床置き形「ジアイーノ」

 


床置き形「ジアイーノ」は、次亜塩素酸によって空気を除菌(★1)・脱臭(★2)する機器です。ジアイーノが空気を洗浄する流れは、次のとおりです。


  1. 次亜塩素酸水溶液を電解生成する
  2. 集めた水に高電圧をかけ、ナノイーが生成される
  3. HEPAフィルターで空気中の汚れを捕集
  4. 次亜塩素酸で空気を除菌(★1)・脱臭(★2)
  5. 浄化した空気と気体状の次亜塩素酸を放出


まず、食塩水の電気分解によって次亜塩素酸水溶液を生成します。次亜塩素酸水溶液は、定期的に電解生成と補充が行われるため、常にフレッシュな状態をキープすることが可能です。

そして、汚れた空気を除菌(★1)・脱臭(★2)したあと、きれいな空気とともに気体状の次亜塩素酸を室内に放出します。気体となった次亜塩素酸は軽量なため、部屋のすみずみまで行きわたる特性があります。

・家庭用ジアイーノ
★1:浮遊菌の場合、約6畳の密閉空間における、約15分後の効果※1。付着菌の場合、約21畳の居室空間における、約12時間後の効果※2。数値は実際の使用空間での試験結果ではありません。

★2:●喫煙環境では次亜塩素酸の濃度が不足し、除菌・脱臭効果が低下します 。●脱臭効果は、周囲環境(温度・湿度)、運転時間、臭気によって異なります。

・業務用床置き形ジアイーノ
★1:浮遊菌の場合:約6畳(25m³)の密閉空間における、10分後の効果※1。付着菌の場合:約18畳(74m³)の試験空間における、45分後の効果※2。
数値は実際の使用空間での試験結果ではありません。

★2:喫煙環境で使用可能な機種F-JDU75、F-JDU55(ただし、喫煙環境では十分な除菌効果が得られません。)。脱臭効果は、周囲環境(温度・湿度)、運転時間、臭気によって異なります。


メンテナンス不要で高い効果を得たい場合:天井埋込形「ジアイーノ」


天井埋込形の「ジアイーノ」も、床置き形と同様に、次亜塩素酸を活用して空気を除菌(★1)・脱臭(★2)する仕組みです。

天井埋込形「ジアイーノ」は、以下の仕組みで空気を浄化します。


  1. HEPAフィルターで大きな汚れを取り除く
  2. 遠心破砕方式加湿ユニットによって、次亜塩素酸水溶液を微細化
  3. ユニットを通過する空気を除菌(★1)・脱臭(★2)および加湿を行う


遠心破砕方式の加湿ユニットは、少ない水量で効率良く加湿し、冬の過乾燥を緩和するほか、次亜塩素酸濃度をコントロールして、夏の加湿量を抑えながらも空気の洗浄能力はキープできます。

また、天井埋込形「ジアイーノ」は、除菌フィルターの手入れや給排水の必要がないため、メンテナンスが簡単なことも特長です。1台で125㎡までの部屋に対応できるため、複数の部屋で使用しても、きれいな空気を均一に拡散できます。

クリニックや介護施設、保育園などの非住宅空間において、空気の清浄さへの配慮が必要な際におすすめです。

・天井埋込形ジアイーノ
★1:浮遊菌の場合:約6畳の密閉空間における、約8分後の効果※1。付着菌の場合:約125m2(約78畳)の居室空間における、約12時間後の効果※2。
数値は実際の使用空間での試験結果ではありません。

★2:喫煙環境に給気・排気グリルを取り付けないでください。脱臭効果は、周囲環境(温度・湿度)、運転時間、臭気によって異なります。


空気清浄機の仕組みを理解してうまく活用しよう

空気清浄機は、室内の空気を清潔に保ち、健康的な生活を送るために役立つアイテムです。
ファン式・電気集じん式の2つのタイプがあり、それぞれ異なる仕組みと特徴を持っています。

パナソニックではさまざまな空気清浄機があり、用途に合わせて選ぶことが可能です。すべての機種がナノイー搭載モデルであり、有害物質の抑制が期待できます。手軽な空気清浄機をお探しなら、ナノイー搭載モデルが最適です。

また、次亜塩素酸技術により空気を洗浄する「ジアイーノ」も選択肢です。手軽に導入したいという方は床置き形の「ジアイーノ」を、メンテナンス性を重視する方や、複数の部屋への設置を検討されている方は、天井埋込形の「ジアイーノ」をおすすめします。

なお、弊社では、業務用ジアイーノを2週間無料でお試しいただけるキャンペーンを実施しています。この機会を活用して、ジアイーノの効果をぜひご体感ください。

 

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※「除菌」に関する注釈について

①家庭用ジアイーノ

※1:【試験機関】一般財団法人北里環境科学センター【試験方法】約6畳の密閉空間で浮遊菌数の変化を測定【除菌の方法】次亜塩素酸 空間除菌脱臭機(F-MV5400)を風量「強」・加湿「標準」・電解強度「強」運転で実施【対象】浮遊した菌【試験結果】約15分で99%以上抑制〈試験番号〉北生発2021_0707号
※2:【試験機関】一般財団法人北里環境科学センター【試験方法】約21畳の居室で、室内中央と室内奥に置いたシャーレに付着させた菌数を測定【除菌の方法】次亜塩素酸 空間除菌脱臭機(F-MV5400)を風量「強」・加湿「標準」・電解強度「強」運転で実施【対象】シャーレに付着した菌【試験結果】約12時間で99%以上抑制〈試験番号〉北生発2022_0052号


②業務用床置き形ジアイーノ

※1【試験機関】一般財団法人 北里環境科学センター【試験方法】約6畳(25m³)の密閉空間で、浮遊させた菌数の変化を測定【除菌の方法】次亜塩素酸 空間除菌脱臭機(F-JDU75)を風量「強」・チャージレベル「高」運転で実施【対象】浮遊した菌【試験結果】10分後に99%以上抑制(北生発 2021_1230 号)
※2【試験機関】一般財団法人 北里環境科学センター【試験方法】約18畳(74m³)の試験空間で、室内中央と室内奥に置いたシャーレに付着させた菌数の変化を測定【除菌の方法】次亜塩素酸 空間除菌脱臭機(F-JDU75)を風量「強」・チャージレベル「高」運転で実施【対象】シャーレに付着した菌【試験結果】45分後に99%以上抑制(北生発 2021_0370 号)

③天井埋込形ジアイーノ

※1【試験機関】一般財団法人 北里環境科学センター【試験方法】約6畳の密閉空間に浮遊させた菌数の変化を測定【除菌の方法】天井埋込形ジアイーノ(FY-350JCD1 )加湿量「強」・除菌脱臭「強」で運転【対象】浮遊した菌【試験結果】8分後に99%以上抑制【試験番号】北生発 2021_0621号
※2【試験機関】一般財団法人 北里環境科学センター【試験方法】約125m²(約78畳)の居室でシャーレに付着させた菌数の変化を測定【除菌の方法】天井埋込形ジアイーノ(FY-350JCD1 )を加湿量「強」・除菌脱臭「強」で運転【対象】シャーレに付着した菌【試験結果】12時間以内に99%以上抑制【試験番号】北生発 2021_0619号