空気清浄機は花粉やハウスダスト、PM2.5など、空気中のごく小さな粒子を捕集することから、アレル物質を捕集することが期待できます。
本記事では、花粉などのアレル物質の捕集におすすめの空気清浄機の選び方について解説します。効果的な空気清浄機の使い方についても紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
\パナソニックの次世代空間浄化システム/
▼目次
花粉などのアレル物質の捕集に効果的な空気清浄機の選び方
花粉などのアレル物質の捕集に効果的な空気清浄機を選ぶ際は、以下の4つのポイントを押さえましょう。
- 適用畳数が大きいモデルを選ぶ
- フィルターの性能が高いものを選ぶ
- 加湿機能の有無をチェックする
- 独自機能に注目する
それぞれについて、詳しく解説していきます。
適用畳数が大きいモデルを選ぶ
適用畳数は、空気清浄機の「吸引力の程度を表す指標」です。花粉やハウスダスト、PM2.5などの捕集に効果的な空気清浄機を選ぶときには、適用畳数が大きいモデルを選択した方がより効率的に空気をきれいにすることができます。
ここでいう畳数とは、そのモデルが対応する部屋の広さではなく、空気清浄機が「30分以内に空気をきれいにできる部屋の広さ」を意味します。つまり、畳数が大きいほど、より広い空間の空気を短時間で清浄する能力があるということです。
花粉やハウスダスト、PM2.5などをどの程度集じんできるかに注目する場合、実際の部屋の広さよりも大きな畳数をカバーできるモデルを選ぶことをおすすめします。より集じん性能が高いモデルを選ぶことで、効率的に捕集することが期待できます。
フィルターの性能が高いものを選ぶ
フィルター性能が高い「HEPAフィルター」を搭載した空気清浄機は、花粉などのアレル物質を効率よく捕集することができます。
HEPAフィルターとは、花粉・PM2.5(※2.5μm以下の微小粒子の総称)など、小さな粒子を捕獲できるフィルターのことです。JIS規格では「定格風量で粒径が0.3μmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率を有しており、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルター」と定義されています。
HEPAフィルターの構造によって、花粉などのアレル物質を効率的に捕集できます。
加湿機能の有無をチェックする
空気清浄機を選ぶ場合は、加湿機能の有無をチェックしましょう。花粉やハウスダスト、PM2.5はとても軽いため、人が少し動いただけでも舞い上がりやすいです。特に冬場は空気が乾燥し、飛散しやすい状態になっています。
加湿機能がある空気清浄機を使うことで部屋の湿度が上がり、空中に舞い上がりにくくなるため、空気清浄機の加湿機能をうまく活用することがポイントです。
独自機能に注目する
メーカー独自の機能によって、アレル物質の除去への効果があるかも確認しましょう。
例えば、パナソニックの独自技術「ナノイーX」は、ナノサイズのイオンがOHラジカルを豊富に含んでいます。このOHラジカルが有害物質に接触することで、有害物質から水素を抜き取り、別の物質に変化させることで有害物質を抑制できます。
また「ナノイーX」は、空気中から結露で集めた水に高電圧をかけて生成されているため、人体に影響が出ないのもポイントです。空気清浄機搭載の「ナノイーX」は、日本アトピー協会推薦品として認められています。さらに、空気清浄機本体としては、JAPOCが定める認証基準をクリアし、優れた花粉対策製品として認証されています(※)。
※認証された花粉対策製品 | 花粉問題対策事業者協議会(JAPOC)
パナソニックでは他にも、天井埋込形の空気清浄機「エアシー」も取り扱っております。エアシーには、上述の「ナノイーX」の機能やHEPAフィルターが搭載されているほか、ハウスダストセンサーとPM2.5を解析するプログラムが備えられています。
天井埋込形になるため、設置場所の美観を損なわず空気をキレイにできるため、ご家庭ではもちろん、子供や動物の多いクリニックでも安心して使える点が魅力です。
アレル物質の発生を防ぐために空気清浄機を利用する際のポイント
空気清浄機を利用する際は、以下のポイントを押さえましょう。
- こまめに掃除を行う
- ダニが繁殖しない湿度を保つ
- 空気清浄機の掃除を定期的に行う
こまめに掃除を行う
空気清浄機を使うにあたって、こまめに部屋の掃除を行いましょう。空中に舞い上がっている物質の多くは、もともと、床や家具の上に堆積していたものです。定期的に掃除をすることで、浮遊物質の全体量を減らすようにしましょう。
特に、布団や枕、カーペットなどは堆積しやすい場所であるため、しっかり取り除くことをおすすめします。
こうした物質を取り除くためには、フローリングワイパーや掃除機を使いましょう。具体的には、まずフローリングワイパーを使って堆積した物質が空気中に舞い上がるのを防ぎ、その後、掃除機で吸い込むのがおすすめです。
ダニが繁殖しない湿度を保つ
ダニが繁殖しない湿度を保つことも大切です。ダニは特に夏場、湿度が高い環境で繁殖する傾向があります。この時期に繁殖したダニの死骸が蓄積し、秋冬になると飛散する恐れがあるため、注意が必要です。
一方、湿度が低い環境では、ダニの繁殖が抑えられます。具体的には、湿度60%以下の環境ではダニは繁殖できなくなるため、この湿度を保つことがダニ対策には有効です。
室内の湿度管理に注意を払うことで、ダニの繁殖を防げるでしょう。
空気清浄機の掃除を定期的に行う
空気清浄機の掃除は定期的に行いましょう。掃除を怠ると、内部にホコリやカビ、ウイルスなどが蓄積し、増殖してしまいます。
空気清浄機の内部が汚れてしまうと、稼働するたびに汚れを室内に拡散してしまう恐れがあるため、留意しなければなりません。
掃除の頻度は部位によって異なりますが、2週間から1ヶ月に一度が目安です。定期的に掃除することで、空気清浄機の性能を維持し、室内の空気を清潔に保つことにつながります。
空気清浄機を使ってアレル物質を抑制しよう
今回は、花粉などのアレル物質の除去における空気清浄機の効果と、おすすめの空気清浄機の選び方を解説しました。紹介した空気清浄機の選び方や使い方のポイントを押さえて、空気清浄機をうまく活用しましょう。
パナソニックでは、加湿機能があるタイプのほか、独自技術「ナノイー」を搭載したタイプや天井埋込形など、さまざまな空気清浄機を取り扱っており、設置したい場所に合うものを選ぶことが可能です。
また「ナノイーX」を搭載した空気清浄機は、日本アトピー協会から推薦品として認定されています。空気清浄機の導入を考えている方は、パナソニックの空気清浄機を検討してみてはいかがでしょうか。
「ナノイー・ナノイーX」の技術については以下のページで詳しく解説していますので、合わせてチェックしてみてください。
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空気清浄機の仕組み・構造について気になる方は、こちらのページも参考にしてみてください。