建築物に必要な設備を設計・施工するための図面である設備図面(設備図)では、「記号」が用いられます。その種類は多岐にわたりますが、正しく設備図を作成したり、施工会社とやり取りするためには必ず押さえておくことが必要です。
本記事では、設備図面(電気設備図・機械設備図)で使用される記号について、一覧でご紹介します。図面の作成・確認の際に困ることがないように、代表的なものを把握しておきましょう。
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設備図面の種類や見方については、以下のページで詳しく解説しています。
■この記事でわかること
- 電気設備図の代表的な記号
- 機械設備図の代表的な記号
電気設備図の代表的な記号一覧
電気設備図は、建築物内に設置される電気設備の位置や仕様について示す図面のことです。また、火災発生に備えて欠かすことができない火災報知設備も電気設備図に記載されます。
ここでは、電気設備・火災報知設備に分けて使用する記号を紹介します。
電気設備
分電盤やコンセント、スイッチといった設備の位置・形状・数などを記載する際に、以下の記号が使用されます。
火災報知設備
火災報知設備は、消防法における最低限の内容は確実に覚えておくようにしましょう。
機械設備図の代表的な記号一覧
ここでは、機械設備図で使用される代表的な記号について、カテゴライズしながらご紹介します。
給排水衛生設備・空調換気設備(共通)
給排水衛生設備・空調換気設備共通の図面で使用される記号です。埋設弁や仕切弁、圧力弁などが該当します。
空調・換気設備
次は、空調・換気設備固有の記号です。
各ダクトは空気の流れや質に関わる部分であるので、しっかり押さえておきましょう。また、排煙設備は建築基準法や消防法にも関わる部分です。
給排水衛生設備
次は、給排水衛生設備固有の記号です。特に、水栓記号は使い勝手に関わる部分であるため確実に押さえておきましょう。
まとめ
本記事では設備図面で使用される記号について、一覧でご紹介しました。
設備図面には、電気設備図と機械設備図があり、それぞれが建築物における設備の配置や仕様を定義する重要な役割を担います。使用される記号は非常に多く、頭に入れるのは簡単ではありません。
しかし、設計者自身が理解できていないと、施工会社や施主との思わぬトラブルにつながるリスクもあります。正しい認識のもと設計・施工を進めるためにも、設備図面や記号の見方は押さえておきましょう。
設備図面で使用する記号について、以下でダウンロード資料をご用意しています。ぜひご活用ください。
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Author 執筆者情報

横松建築設計事務所
代表取締役 / 一級建築士 横松 邦明 氏
国内外で100棟以上の建物の計画/設計経験あり。企業/建築士会/建築士事務所協会等の講演も行っている。
BIMを黎明期以前より取り入れ研究してきた背景から、国土交通省へ協力する日本建築士会連合会BIMタスクフォースのメンバーとして、国内有数のメンバーと共に様々な活動を実施中。現在は東京、栃木、新潟のオフィスを拠点に設計活動を行っている。