8月 20, 2024
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ジアイーノの置き場所は?除菌(★1)・脱臭(★2)に効果的な設置場所を紹介

ご家庭や職場のニオイが気になる場合、空間脱臭機を設置するという手段があります。次亜塩素酸を使った「ジアイーノ」は、除菌(★1)・脱臭(★2)力が特徴の空間除菌脱臭機です。

ペット臭や部屋干し臭、食事のニオイなど、ジアイーノはさまざまなニオイに対して効果が実証されていますが、その機能を活かすには設置場所にいくつかのポイントがあります。ジアイーノ本体の故障といったトラブルを避けるためにも、適切な場所へ置くようにしましょう。

本記事では、家庭用・業務用に分けて、ジアイーノの設置条件や設置におすすめの場所を解説します。

すでにジアイーノを導入済みの方は、より効果を得るための設置場所を見直すために、これから導入予定の方は、事前に適切な設置場所を把握するためにお役立てください。


・家庭用ジアイーノ
★1:浮遊菌の場合、約6畳の密閉空間における、約15分後の効果※1。付着菌の場合、約21畳の居室空間における、約12時間後の効果※2。数値は実際の使用空間での試験結果ではありません。

★2:●喫煙環境では次亜塩素酸の濃度が不足し、除菌・脱臭効果が低下します。●脱臭効果は、周囲環境(温度・湿度)、運転時間、臭気によって異なります。

・業務用床置き形ジアイーノ
★1:浮遊菌の場合:約6畳(25m³)の密閉空間における、10分後の効果※1。付着菌の場合:約18畳(74m³)の試験空間における、45分後の効果※2。
数値は実際の使用空間での試験結果ではありません。

★2:喫煙環境で使用可能な機種F-JDU75、F-JDU55(ただし、喫煙環境では十分な除菌効果が得られません。)。脱臭効果は、周囲環境(温度・湿度)、運転時間、臭気によって異なります。

・天井埋込形ジアイーノ
★1:浮遊菌の場合:約6畳の密閉空間における、約8分後の効果※1。付着菌の場合:約125m2(約78畳)の居室空間における、約12時間後の効果※2。
数値は実際の使用空間での試験結果ではありません。

★2:喫煙環境に給気・排気グリルを取り付けないでください。脱臭効果は、周囲環境(温度・湿度)、運転時間、臭気によって異なります。

 

 




 ■この記事でわかること

  • 家庭用・業務用のジアイーノの設置条件
  • 家庭用・業務用のジアイーノを設置するおすすめの場所
  • ジアイーノを置いてはいけない場所

 

ジアイーノの設置場所を考慮したい理由

ジアイーノの効果を最大限発揮させるには、設置条件を踏まえて適切な場所に置く必要があります。不適切な場所で誤った使い方をしてしまった場合、近くにあった家具や壁など周辺のモノに思わぬ影響を及ぼすかもしれません。

また、ジアイーノ本体にも問題が発生する可能性があります。


  • 本体の故障
  • 変形や変質、変色
  • 漏電による感電や火災

トラブルを防ぐとともに、ジアイーノの機能を最大限活用するためにも、屋内のどこに置くのが最適かをきちんと考慮することが大切です。

 

家庭用ジアイーノの設置条件

ジアイーノ 設置場所_03

画像引用:https://panasonic.jp/ziaino/contents/master.html

ジアイーノ 設置場所_02
画像引用:https://jpn.faq.panasonic.com/app/answers/detail/a_id/15064/

家庭用床置きタイプのジアイーノを設置する際には、上部に150cm以上、左右に各30cm以上、背面に1cm以上の空間を確保しましょう。また、空気の流れを妨げないためにも、吸気口や吹出口が壁・家具・カーテンでふさがれていないかを確認してください。

なお、同じ場所で長期間使用し続けた場合、ジアイーノが吸い込む空気により周辺の壁などが汚れる可能性があります。定期的に周辺を清掃するか、設置場所をときどき変更するようにしましょう。部屋の窓を開けた状態で使用すると、外気が室内に流入し、ジアイーノの除菌・脱臭効果が低下する場合もあるため注意が必要です。

加えて、喫煙環境では次亜塩素酸の濃度が不足し、除菌・脱臭効果が低下します。

設置環境についての注意事項

  • 高温・多湿・水のかかる場所には置かない(ショートによる感電や火災の原因となるため)
  • テレビやラジオの近くには置かない
  • カーテンなどで吸気口や吹出口がふさがれる場所には置かない
  • 燃焼器具と一緒に使う場合、一酸化炭素中毒の原因となるため必ず換気をする
  • 喫煙環境では次亜塩素酸の濃度が不足し、除菌・脱臭効果が低下する

 

業務用ジアイーノの設置条件

ジアイーノ 設置場所_04

画像引用:https://jpn.faq.panasonic.com/app/answers/detail/a_id/61476/~/

業務用床置きタイプのジアイーノ(F-JDU55、F-JDU75)を設置する場合は、上部に150cm以上、左右に各30cm以上、背面に1cm以上、前面に100cm以上の空間を確保しましょう。

また、F-JDU35のタイプについては吸気口が本体背面にあり、性能確保のために背面に5cm以上のスペースを設ける必要があります。

その他設置環境については家庭用と概ね同様ですが、F-JDU55、F-JDU75については喫煙環境でも使用可能です。設置予定の環境に合わせたタイプを検討してみてください。(ただし、喫煙環境では十分な除菌効果が得られません。)

設置環境についての注意事項

  • 高温・多湿・水のかかる場所には置かない(ショートによる感電や火災の原因となるため)
  • テレビやラジオの近くには置かない
  • カーテンなどで吸気口や吹出口がふさがれる場所には置かない
  • 喫煙環境(電子タバコ含む)において、F-JDU55、F-JDU75は使用可能(ただし、喫煙環境では十分な除菌効果が得られません。)、F-JDU35は極力使用を避ける、F-JCT30は使用禁止
  • 燃焼器具と一緒に使う場合、一酸化炭素中毒の原因となるため必ず換気をしてください


また、部屋数が少ない建物での使用であれば、床置タイプのジアイーノで十分な効果が得られます。しかし、クリニックや老人介護施設のように部屋数が多く、空気清浄が特に重要な施設では、天井埋込形のほうが効率的かつ効果的といえるでしょう。

天井埋込形のジアイーノの設置にあたっては、事前に導入シミュレーションを行い、どのように次亜塩素酸が拡散するのかを確認いただけます。気になる方は、お気軽にお問い合わせください。

 

家庭用ジアイーノを設置するおすすめの場所

ジアイーノを家庭で導入する場合、キッチン周辺やペットが活動する場所の近く、空気が循環しやすい場所への設置がおすすめです。また前述したとおり、喫煙環境では次亜塩素酸の濃度が不足し、除菌・脱臭効果が低下するという点については注意が必要です。

キッチン周辺

ジアイーノをキッチン周辺に設置すると、食事や生ゴミのニオイを脱臭(★2)でき、気になる生活臭を抑えやすくなります。ただし、キッチンのすぐそばではなく、少し離れた部屋や通路に本体を設置するようにしてください。コンロの近くにジアイーノを置いた場合、浮遊する油分が付着し、本体がひび割れなどを引き起こす可能性があるためです。

また、油分が原因による引火、本体への吸引による発火・発煙を起こす危険性も考えられます。こうしたリスクを避けるためにも、ジアイーノはキッチンから適度な距離を保って設置しましょう。

★2:●喫煙環境では次亜塩素酸の濃度が不足し、除菌・脱臭効果が低下します 。●脱臭効果は、周囲環境(温度・湿度)、運転時間、臭気によって異なります。

ゲージなどペットが活動する場所

ジアイーノの設置場所としては、家庭のうちペットが活動する部屋などもおすすめです。ペットが自由に出入りできる場所やゲージの近く、家族が集まるリビングなど、ペットが頻繁に行き来するエリアにジアイーノを設置しましょう。

排泄臭が気になる場合には、ペット用トイレの周辺に本体を置くことで部屋に漂う気になるニオイを脱臭(★2)でき、家族もペットも快適に過ごせます。

★2:●喫煙環境では次亜塩素酸の濃度が不足し、除菌・脱臭効果が低下します 。●脱臭効果は、周囲環境(温度・湿度)、運転時間、臭気によって異なります。

空気が循環しやすい場所

ジアイーノは、リビングルームや玄関付近など、家庭内で人がよく行き来する場所への設置もおすすめです。空気が循環しやすい場所に設置することで、ジアイーノ本体内できれいにした空気が室内全体に拡散されやすくなります。

業務用ジアイーノを設置するおすすめの場所

オフィスや店舗のような非住宅施設でも、ジアイーノは導入されています。どういった施設・目的で活用できるのか、具体的に見てみましょう。 

クリニック

クリニックは、「施設内の空気をいかに清潔に保つか」が課題となりやすい施設です。外来用の待合室やカンファレンス室、スタッフの休憩室などは人の出入りが多く、さまざまなニオイが流入しやすいほか、衛生対策も求められます。

また、クリニックでは、患者様側にもニオイをはじめとした清潔感を気にする方が少なくありません。クリニック特有のニオイを抑える対策として、ジアイーノの設置は効果的です。

動物病院

動物病院では、ペットの体臭やアンモニア臭(トイレ臭)への配慮が必要です。特に、待合室が混雑したときなどは、ペットのニオイと人のニオイが混ざり合ってしまうケースも考えられます。

来院するお客様だけでなく、そこで働くスタッフの方にとっても、施設内のニオイは清潔感や過ごしやすさに関わる重要な課題です。ジアイーノの導入は、ニオイが発生しやすい空間でも快適な空気環境を保つのに役立ちます。

老人介護施設

老人介護施設においては、個室や共用スペースへのジアイーノの設置がおすすめです。施設内では、入浴が難しい方の体臭のほか、寝具やトイレから発生するさまざまニオイが混ざった結果、快適性が損なわれてしまう場合もあります。

ジアイーノは、生活臭を防ぐとともに除菌(★1)効果も見込めるため、利用者様やそのご家族、また働くスタッフの方にとっても過ごしやすい環境が目指せるでしょう。

★1:浮遊菌の場合:約6畳(25m³)の密閉空間における、10分後の効果※1 付着菌の場合:約18畳(74m³)の試験空間における、45分後の効果※2。数値は実際の使用空間での試験結果ではありません。

幼稚園/保育園

幼稚園や保育園では、お子様の汗や靴のニオイ、おむつ替えの際のニオイなど、さまざまな原因により気になるニオイが発生します。換気だけではなかなか消えないこうしたニオイを抑えたい場合にも、ジアイーノの次亜塩素酸による除菌(★1)・脱臭(★2)が有効です。

★1:浮遊菌の場合:約6畳(25m³)の密閉空間における、10分後の効果※1。付着菌の場合:約18畳(74m³)の試験空間における、45分後の効果※2。
数値は実際の使用空間での試験結果ではありません。

★2:喫煙環境で使用可能な機種F-JDU75、F-JDU55(ただし、喫煙環境では十分な除菌効果が得られません。)。脱臭効果は、周囲環境(温度・湿度)、運転時間、臭気によって異なります。

ホテル

ホテルなどの宿泊施設では、来訪したお客様が心地よくリラックスして過ごせる環境作りが重要視されています。このため、お客様の体臭や食事のニオイには細心の注意を払う必要があります。特に、愛犬をはじめとしたペットとの宿泊もできる施設では、排泄臭なども気になりがちです。

このときジアイーノを活用することで、館内の衛生対策と客室内のニオイ対策を同時に行えるため、クリーンな空間を安心して提供できるでしょう。

 

 

 

ジアイーノの設置場所に関するよくある質問

ジアイーノの設置場所は、空気清浄機や加湿器を併用するか否かによっても変わってきます。周辺環境によっては設置に適さない場所もあるため、あらかじめ確認しておくようにしましょう。

空気清浄機と同時に使用するときはどこに置く?

ジアイーノを空気清浄機・加湿器などと併用する際には、機器の風や気流が干渉しないように注意してください。干渉を防ぐためにも、機器同士は少なくとも30cm以上離して配置する必要があります。

置いてはいけない場所は?

ジアイーノは、次のような場所には設置できません。


  • 直射日光やエアコンの風、燃焼器具による熱が当たる場所
  • 水がかかる場所(風呂場、脱衣所など)
  • 吹出口から出た風が動植物に直接当たる場所
  • 吹出口から出た風が家具や壁に直接当たる場所

ジアイーノ本体に直射日光やエアコンの風などが当たると、故障や変形、誤作動を招く可能性があります。水がかかる可能性のある場所も、漏電や感電の恐れがあるため避けましょう。

 

設置条件を踏まえてジアイーノを活用しよう

家庭用ジアイーノの場合、キッチン周辺やペットの活動場所、空気が循環しやすい場所(リビングや玄関付近)などへの設置がおすすめです。

業務用ジアイーノの場合、クリニックや動物病院、老人介護施設、幼稚園/保育園、ホテルといった施設への導入が効果的といえます。

また、業務用・家庭用で設置条件や設置に関する注意事項は異なるため、ジアイーノの効果を最大限引き出すためにも押さえておきましょう。

なお、業務用ジアイーノには床置き形のほか、部屋数の多い施設などでの導入に適した天井埋込形もあります。置き場所を気にする必要がなく、毎日の水の入れ替えも発生しないタイプをご希望の場合、天井埋込形も検討してみてはいかがでしょうか。

パナソニックでは、業務用ジアイーノを2週間無料でお試しいただけるキャンペーンを実施しています。この機会に、ジアイーノの効果をぜひご体感ください。

 

また、業務用ジアイーノをより利用しやすくするためのリースプランも取り扱っています。初期費用や事務負担を抑えながら導入したいという方は、お気軽にお問い合わせください。


※「除菌」に関する注釈について

①家庭用ジアイーノ

※1:【試験機関】一般財団法人北里環境科学センター【試験方法】約6畳の密閉空間で浮遊菌数の変化を測定【除菌の方法】次亜塩素酸 空間除菌脱臭機(F-MV5400)を風量「強」・加湿「標準」・電解強度「強」運転で実施【対象】浮遊した菌【試験結果】約15分で99%以上抑制〈試験番号〉北生発2021_0707号
※2:【試験機関】一般財団法人北里環境科学センター【試験方法】約21畳の居室で、室内中央と室内奥に置いたシャーレに付着させた菌数を測定【除菌の方法】次亜塩素酸 空間除菌脱臭機(F-MV5400)を風量「強」・加湿「標準」・電解強度「強」運転で実施【対象】シャーレに付着した菌【試験結果】約12時間で99%以上抑制〈試験番号〉北生発2022_0052号

②業務用床置き形ジアイーノ

※1【試験機関】一般財団法人 北里環境科学センター【試験方法】約6畳(25m³)の密閉空間で、浮遊させた菌数の変化を測定【除菌の方法】次亜塩素酸 空間除菌脱臭機(F-JDU75)を風量「強」・チャージレベル「高」運転で実施【対象】浮遊した菌【試験結果】10分後に99%以上抑制(北生発 2021_1230 号)
※2【試験機関】一般財団法人 北里環境科学センター【試験方法】約18畳(74m³)の試験空間で、室内中央と室内奥に置いたシャーレに付着させた菌数の変化を測定【除菌の方法】次亜塩素酸 空間除菌脱臭機(F-JDU75)を風量「強」・チャージレベル「高」運転で実施【対象】シャーレに付着した菌【試験結果】45分後に99%以上抑制(北生発 2021_0370 号)

③天井埋込形ジアイーノ

※1【試験機関】一般財団法人 北里環境科学センター【試験方法】約6畳の密閉空間に浮遊させた菌数の変化を測定【除菌の方法】天井埋込形ジアイーノ(FY-350JCD1 )加湿量「強」・除菌脱臭「強」で運転【対象】浮遊した菌【試験結果】8分後に99%以上抑制【試験番号】北生発 2021_0621号
※2【試験機関】一般財団法人 北里環境科学センター【試験方法】約125m²(約78畳)の居室でシャーレに付着させた菌数の変化を測定【除菌の方法】天井埋込形ジアイーノ(FY-350JCD1 )を加湿量「強」・除菌脱臭「強」で運転【対象】シャーレに付着した菌【試験結果】12時間以内に99%以上抑制【試験番号】北生発 2021_0619号